Data データ集

環境データの対象範囲/算定基準

D-13_環境データの対象範囲

環境データの対象範囲/算定基準

国内生産拠点

コマツ国内グループ生産事業所:以下の12事業所を示します。
粟津工場、金沢工場【金沢第一・第二を含む】、大阪工場【六甲工場を含む】、茨城工場、小山工場【コマツカミンズエンジン(株)、(株)アイ・ピー・エー、ギガフォトン(株)を含む】、郡山工場、湘南工場、栃木工場、氷見工場、滋賀工場、コマツNTC(株)、(株)KELK
国内物流事業所:以下の16事業所を示します。
粟津工場、大阪工場、六甲工場、茨城工場、栃木工場、金沢工場、湘南工場、小山工場、郡山工場、氷見工場、滋賀工場、コマツ物流(株)(関東補給センタ、関西補給センタ、粟津補給センタ、北海道センタ、九州センタ)

海外生産拠点

  • 海外生産事業所:下記の世界地図に記載の21事業所を示します。
海外物流事業所:以下の11事業所を示します。
コマツアメリカ(株)[チャタヌガ][ピオリア]、コマツブラジル(有)、英国コマツ(株)、コマツドイツ(有)[デュッセルドルフ]、 小松山推建機公司、小松(常州)建機公司、小松(山東)工程机械有限公司、コマツインドネシア(株)、バンコックコマツ(株)、 コマツインディア(有)
海外を含むコマツグループ生産事業所:上記33事業所(国内12、海外21)すべてを示します。
 
環境管理部, 生産本部

D-14_ガイドライン

ガイドライン

  • 環境省「環境報告ガイドライン(2018年版)」
  • 環境省・経済産業省「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドラインVer2.5」
  • 環境省・経済産業省「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出量等の算定のための排出原単位データベースVer3.3」

GRIスタンダード対応

GRIスタンダード対応表を参照下さい。

対象期間

データは2022年4月から2023年3月末を原則としていますが、一部の報告については、2023年4月以降のものもあります。

環境主要データ算定基準

区分 項目 算定方法
エネルギー
GHG
エネルギー エネルギー=(燃料、電力量等) x エネルギー換算係数
  • 燃料(バイオマス以外)、電力の換算係数:資源エネルギー庁 標準発熱量(2018年8月改訂版の2013年の値)
  • バイオマス燃料:全国木材チップ工業連合会(日本)
  • 地域熱:サイト報告値(1.54GJ/MWh)
GHG エネルギー起源CO2=(燃料量、電力量) x CO2排出係数
非エネルギー起源GHG=各ガス排出量 x 地球温暖化係数(GWP)
  • CO2排出係数
    電気:IEA CO2 EMISSIONS FROM FUEL COMBUSTION 2012の2010の値
    燃料:日本、海外;環境省・経済産業省 温室効果ガス排出量算定・報告マニュアルVer4.7
  • GWP:温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度の値
エネルギー、CO2排出原単位 各工場の原単位=(エネルギー、CO2)/(内製金額)、指数は基準年を100とした値
基準年:2010年
全体の原単位指数=各工場の基準年からの原単位改善率を基準年のエネルギーまたはCO2排出比率で加重平均
ロケーション基準Scope2 CO2排出量=購入電力量 x CO2排出係数
  • CO2排出係数:
    日本;環境省・経済産業省 電気事業者別排出係数代替値
    海外;IEA CO2 EMISSIONS FROM FUEL COMBUSTION 2012の2010年の値
マーケット基準Scope2 CO2排出量=購入電力量 x CO2排出係数
  • CO2排出係数:
    日本;購入電力会社の排出係数実績値
    海外;IEA CO2 EMISSIONS FROM FUEL COMBUSTION 2012の2010年の値
    但し、再エネ起源電力は排出係数ゼロ
Scope3 C1 購入した製品サービス:製品生産重量 x 排出係数 + 協力企業CO2排出量
C2 資本財:設備投資額 x 排出係数
C3 Scope1,2に含まれない燃料及びエネルギー関連活動:購入した燃料量 x 上流側の排出係数 + 購入電力量 x 上流側の排出係数
C4 輸送、配送(上流):燃料使用量(金額) x 排出係数(コマツ実績調査による係数)
C5 事業から出る廃棄物:廃棄物量 x 排出係数(コマツ実績調査による係数)
C6 出張:出張旅費 x 排出係数
C7 雇用者の通勤:通勤費 x 排出係数
C9 下流の輸送:輸送量 x 排出係数
C11 販売した製品の使用:Σ(製品モデル毎の生産台数 x 燃費(L/h) x 製品寿命(h) x 排出係数)
C12 販売した製品の廃棄:製品重量 x 排出係数
  排出係数
C1, C2, C3, C6, C7, C11, C12: 環境省 サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver 3.3)
C3の燃料:カーボンフットプリントコミニュケーションプログラム基本データベース(Ver 1.01)
C9:経済産業省・国土交通省 物流分野のCO2排出量に関する算定方法ガイドライン
製品稼働時CO2排出指数 2010年を基準として、製品構成を基準年から変化させずに、集計年における製品の燃費低減などの変化をもとに試算したCO2排出指数。
排気 SOx排出量 重油、灯油、軽油、コークスについて集計:
燃料量 x 燃料中の硫黄含有率 から計算
NOx排出量 重油、灯油、軽油、都市ガス、LPGについて集計:
排ガス量 x NOx濃度 から計算
排水 BOD排出量 排水量 x BOD平均濃度測定値から計算
COD排出量 排水量 x COD平均濃度測定値から計算
水投入量 上水、工業用水、地下水の取水量合計
水投入量原単位 各工場の原単位=(水使用量)/(内製金額)、指数は基準年を100とした値。
基準年:2010年
全体の原単位指数=各工場の基準年からの原単位改善率を基準年の水使用量比率で加重平均
廃棄物 廃棄物量 有価物を含まない廃棄物合計
廃棄物量原単位 各工場の原単位=(廃棄物量)/(内製金額)、指数は基準年を100とした値。
基準年:2010年
全体の原単位指数=各工場の基準年からの原単位改善率を基準年の廃棄物量比率で加重平均
PRTR対象物質 排出量・移動量 「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」(PRTR法)に基づき、使用した副資材などに「特定化学物質含有率」と「排出率・移動率」を乗じて算出

主要データ、ISO14001認証取得カバー率

主要データ、ISO14001のカバー率を人数を指標にして算出しました。

1.主要データカバー率
生産事業所でのデータカバー率:96%
2.ISO14001認証取得カバー率
生産事業所でのISO14001認証取得カバー率:93% (KMCを含まない場合:100%)
環境管理部