コマツは、透明性の高い経営を目指しています。同時に、国内外における積極的なIR(インベスター・リレーションズ)活動を通じ、公正かつタイムリーな情報開示を行うとともに、双方向の対話を実施しています。
四半期ごとの決算発表当日に機関投資家・証券アナリスト向けの説明会を実施するとともに、その内容をインターネットで公開しています。また、海外については米国・欧州を中心に機関投資家を訪問し、業績などの説明を行っています。
個人株主向けのコミュニケーションの場として年2回、国内の主要都市で株主説明会を開催し、経営トップが業績や経営戦略についてご説明しています。2019年は12月に小松市と長野市で開催し、社長が事業環境や業績についてご説明しました。質疑応答の時間には鉱山機械事業や環境対応、ガバナンスなど幅広い分野について多くのご質問をいただきました。
1997年に開始して以来49回開催し、約16,400名の株主の皆さまにご参加をいただいています。
コマツは、個人株主の皆さまに当社へのご理解を一層深めていただくための施設見学会を開催しています。2019年8月にはテクノセンタ(静岡県)、9~10月には大阪工場(大阪府)、茨城工場(茨城県)、粟津工場(石川県)、2020年2月には大阪工場(大阪府)などで延べ10日間開催しました。
コマツは、個人投資家の皆さまに当社の事業内容や経営戦略についてご説明し、当社への理解を深めていただく説明会を随時開催しています。2019年度は、全国7ヵ所で開催しました。
開催地 | 参加人数(約) | |
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株主説明会 |
石川県小松市 |
合計759名 |
株主工場見学会 |
粟津工場、茨城工場、 |
合計485名 |
個人投資家向け説明会 |
全国7都市 |
合計420名 |
こちらで株主説明会で使用した資料などがご覧になれます。
コマツは、国内事業所の全社員に対し社長自らが会社の概況を説明する「社員ミーティング」を定期的に開催しています。このミーティングでは、経営環境や課題などについて社長自らが説明するとともに、社員との間で活発な質疑応答が行われます。本社で開催するミーティングはテレビ中継で国内の各事業所に同時配信するほか、英語にも翻訳し、世界のコマツグループ社員で情報共有しています。海外現地法人においても積極的に社員ミーティングを開催し、現地グループ社員とのコミュニケーションの場を設けています。
また2014年1月、各事業所で開催された社員ミーティングにおける社長への質問と回答内容を、全世界の社員に共有する目的で、「バーチャル社長室」と名付けたイントラネットの掲示板を開設しました。毎週新しい質問を追加し、2020年3月末現在、累計283件の具体的な質問と、それに対する社長からの回答・解説・社員へのメッセージが、日本語と英語で掲載されています。
定期的に事業所を開放し、さまざまなイベントを通じて地域の皆さまに事業活動を理解いただく「事業所フェア」を開催しています。2019年度は6ヵ所の事業所で開催し、約61,000名の方々に来場いただきました。
郡山地区では、郡山市内にあるグループ各社や福祉団体などと協力し、さまざまな企画を催しました。ICT建機試乗会や建機展示会が開催され、特に、子供たちは普段あまり触れることができない建機に試乗し大興奮でした。また、コマツ女子柔道部の選手も参加して、子供たちとの柔道教室も開催され、大いに盛り上がりました。
開催日 | 工場名 | 来場者数(約) |
---|---|---|
5月18日 |
小山工場・栃木工場 |
11,000名 |
5月19日 |
粟津工場 |
14,000名 |
6月2日 |
茨城工場 |
11,500名 |
7月13日 |
金沢工場 |
10,000名 |
9月21日 |
郡山地区グループ |
4,500名 |
11月10日 |
大阪工場 |
10,000名 |