コマツは、2020年7月に国内市場において公募形式によるグリーンボンド(無担保普通社債)を発行しました。グリーンボンドとは環境課題の解決に貢献する事業の資金を調達する債券です。
コマツは、2025年3月期をゴールとする3カ年の中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」において、収益向上とESGの課題解決の好循環による持続的成長を目指しています。
グリーンボンドの発行により、環境負荷低減や、高品質・高能率な商品・サービス・ソリューションの提供など、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを更に加速させていきます。
発行体 | コマツ(株式会社小松製作所) |
条件決定日 | 2020年7月10日 |
発行日 | 2020年7月16日 |
発行年限 | 5年 |
発行額 | 100億円 |
発行利率 | 年0.130% |
資金使途 | 以下のプロジェクトに関する支出を対象としています。
プロジェクトA :製品使用による環境課題への対応 2030年までに製品稼働中のCO2排出の50%削減(2010年比)に貢献する取り組み(以下の商品・サービス・ソリューションの研究開発およびそれらの提供・普及等)
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主幹事証券会社 | 野村證券株式会社 |
グリーンボンド・ストラクチャリング・エージェント※ | 野村證券株式会社 |
社債格付 | AA- (R&I) |
【参考】プレスリリース | (コマツウェブサイト) |
コマツは、「グリーンボンド原則2018」および「グリーンボンドガイドライン2020年版」に適合している旨、当業界に知見がありグローバルに認定された第三者機関であるDNV GL ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(以下、DNV GL)から適合性に関するセカンドパーティオピニオンを取得しています。
また、本グリーンボンドに係る第三者評価の取得につきましては、環境省の「令和2年度(2020年度)グリーンボンド発行促進体制整備支援事業」の補助金交付対象となっています。
適格事業への資金充当状況ならびに環境への効果および社会的インパクトを年次で公表します。
また、第三者機関による発行後レビューの結果を併せて公表します。