Social contribution activities 社会貢献活動

社会課題への対応

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社会課題への対応

世界には地域ごとにさまざまな社会課題があります。

コマツグループはグローバルに事業を展開する中で、各地に暮らす人々の声に耳を傾け、その地域の人々の生活水準が向上するための支援活動を展開しています。このような社会貢献活動を行うことも、世界各地で事業を行う者の責任であると考えています。

コマツ南アフリカ(株)によるグループホーム支援

「ネルソン・マンデラ国際デー」 (2023年7月18日)に、グループホームのリトル・エデンにおいて、衣料品や食料の寄付、子どもたちとの交流など、コマツ南アフリカ(KSA)の社員がさまざまな支援活動に取り組みました。リトル・エデンは、重度の知的障害を持つ人々に安全な避難所を提供するグループホームのひとつです。

KSAは、目まぐるしく変化する昨今の世の中では社会的に弱い立場にある人々や支援を必要としている方々に寄り添うことが大切だと考えており、他者のために貢献する精神を積極的に推進しています。このことは、社員の中に目的意識と帰属意識を芽生えさせ、思いやりの心を醸成することにもつながります。

この日の子どもたちとの交流は、参加者にとって心を揺さぶるような経験になっただけでなく、新たな気付きを与える貴重な機会となったようです。そして、互いの関係をより強固なものにすることにもつながりました。

コマツマイニング(株)による社会貢献活動

コマツマイニング(KMC)は、本社所在地ミルウォーキーの周辺コミュニティに寄与する活動を日常的に展開しています。以下は2023年度に実施された活動の一部です。

Stew Crew

2008年以来、KMCは”Stewardship Crew”の略称である”Stew Crew”と銘打った社員ボランティア活動を展開し、地域の美化に努めています。参加者は昼休みの時間を利用して、ハーバー・ビュー・プラザと呼ばれる地元の公園や本社へのアクセス道路沿いのゴミ拾いに出かけます(夏季は隔週水曜日、冬季は不定期開催)。 このボランティア活動にはスケジュールの許す限り、誰でも気軽に参加することが可能です。

Hunger Task Force

秋の収穫期、ボランティアで集まったKMC社員がHunger Task Force (HTF)の農場で3日間140時間以上にわたってブロッコリー、ピーマン、リンゴ、トウモロコシの収穫のお手伝いを行いました。 HTFは、ミルウォーキー地域で十分な食事を摂ることのできない家庭、子供、高齢者に対して、健康的で栄養価の高い農産物・食品を安定供給することに尽力している非営利団体です。
また、11月中旬にはHTFの作業場を訪れ、低所得層の高齢者のためにストックボックスをつくりました。ストックボックスの中には、ビーフシチュー、ピーナッツバター、スパゲッティ、果物、野菜、シリアル、牛乳などが詰められ、合計600個のストックボックスが梱包されました。

コマツインディア(有)によるコミュニティセンター開設支援

コマツインディア(KIPL)は、CSR活動を通じて地域社会の継続的な発展に貢献したいと考え、日頃から社会福祉を目的としたさまざまな活動に取り組んでいます。
2024年2月、KIPLはカンチェプラム県に新たなコミュニティセンターを開設しました。このコミュニティセンターは、地方評議会議長からの要望に基づいて建設し、開所式には多くのKIPL関係者が出席しました。セレモニーにあたって、KIPL代表者から評議会議長に鍵を贈呈し、KIPLと地方自治体が協力し、共に価値を創造することで地域社会の向上に努めていくことを誓い合いました。
このような取り組みは、より良い国づくりに向けてポジティブな影響をもたらすというコマツのコミットメントを示すものであるため、今後も積極的に取り組んでまいります。

CSR室