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Social Contribution Activities 社会貢献活動

社会課題への対応

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社会課題への対応

世界には地域ごとにさまざまな社会課題があります。
コマツグループはグローバルに事業を展開する中で、各地に暮らす人々の声に耳を傾け、その地域の人々の生活水準が向上するための支援活動を展開しています。このような社会貢献活動を行うことも、世界各地で事業を行う者の責任であると考えています。

新型コロナ感染症蔓延に対する社会支援活動

コマツにとってかけがえのない存在 - 協力企業

メーカにとって、材料や部品、コンポーネントなどのサプライヤーである協力企業は、製品の品質と信頼性を支える重要なパートナーです。コマツでは特にその関係性を重視しており、長い歴史の中で、モノの調達だけにとどまらず、経営や人材育成などの側面からも、ともに考え、支え合いながら歩んできました。
日本国内の主要協力企業「コマツみどり会」には156社が加盟し、その供給量は日本国内の購買品の約8割に達しています。総会、経営者懇談会などの会議には、みどり会各社の代表とコマツのトップが出席し、方針や課題の共有を図っています。中国では「小松山推緑会」、欧州及び北米でも「Midori-kai」を設立し、アジア地域の協力企業連合会と合わせると海外の総加盟協力企業は140社を超えました。
人材育成はコマツグループのみならず協力企業にとっても最も重要な課題です。QC教育や生産技術の教育を提供するとともに、QC大会や技能競技大会などへのみどり会からの参加も着実に増えています。また、グローバルで活躍できる生産技術・製造系中堅リーダーを育てる2年間の社内学校コマツ工専や次世代リーダーの育成プログラムへも積極的に参加していただき、今後もグループ社員と共に学ぶ機会を増やしていきます。

 

新型コロナ感染症蔓延に対する取り組み

世界的な新型コロナウイルス感染症の蔓延は、健康や生命への直接的な被害はもとより、経済や金融、医療インフラなどに甚大な影響をもたらしています。を
コマツはこれまで、収益を目的としない社会貢献活動において、自社の強みを活かせる分野で支援を行う理念のもと、被災地に対し建設機械や仮設ハウスの無償提供などを行ってきました。新たな「災害」ともいえる感染症対策に対しても、強みを生かした社会貢献を行ってまいります。

協力企業との協業により医療用品を生産・寄贈

日本では、新型コロナ感染症罹患者の増加に伴い、医療器材の不足が深刻になってきました。コマツには、直接、医療器材を生産する設備や技能はないものの、長年にわたるビジネスパートナーとの協業関係や、生産・販売のネットワークといった資産があります。それらを活用し、特に緊急性の高い医療用個人防具のうちアイソレーションガウン(防護服)とフェイスシールドの調達・寄贈を行いました。

調達にあたっては、みどり会加盟企業のネットワークにより、新規生産に挑戦いただくことになりました。コマツもフェイスシールドの試作段階で、生産技術のスタッフが部品強度や生産性、装着性の改善に参画しました。
試作品の防護機能や着用感を医療専門家に確認いただいた上、ガウン10,100着、シールド8,000枚が完成。それらを、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンや行政を通じ、全国の医療機関に無償配布いたしました。社員からの募金もこの無償配布に活用しました。

 
ガウンの製作にあたった豊野学園(長野)の皆さん

調達先の「人のつながり」を通じ、長野県の縫製専門学校からガウン製作に賛同の声が寄せられました。みどり会のフィルターメーカーから無償提供いただいた素材をもとに、先生や生徒の皆さんが手作りした防護服100着は、地域の医療機関に寄贈されています。

これらアイソレーションガウンとフェイスシールドのほかに、会社と社員が共同で以下のような支援活動を行っています。

国・地域 活動内容
米国 ・総額35万ドル相当の寄付
 <内訳>
 -従業員との共同寄付25万ドル(食糧支援団体Feeding America向け)
 -地域社会へ10万ドル
チリ 散水車による道路の消毒作業支援(官民連携)
インド 総額1千万ルピー相当の寄付(国や州の福祉基金および建機オペレーター技能教育支援)
欧州 欧州グループ各社より総額10万ユーロ相当の寄付(地域ニーズに応じた医療・食糧関係等、複数団体への支援)
日本 医療用マスク(N95)10万枚を備蓄品より赤十字社・行政・自治体・医療機関等に寄贈
CSR室