Social contribution activities 社会貢献活動

社会課題への対応

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社会課題への対応

世界には地域ごとにさまざまな社会課題があります。

コマツグループはグローバルに事業を展開する中で、各地に暮らす人々の声に耳を傾け、その地域の人々の生活水準が向上するための支援活動を展開しています。このような社会貢献活動を行うことも、世界各地で事業を行う者の責任であると考えています。

コマツアメリカ(株) ピオリア工場による地域社会貢献

2025年春、コマツアメリカ(株)のピオリア工場(PMO)には、地域の教育機関から多くの生徒が訪問しました。4月にはリンカーン小学校の7年生70名が、5月にはメタモラ高校の2年生30名がPMOを訪れ、建設・鉱山機械の役割や関連する職種について知識を深めました。座学に続く工場見学では、実際に機械が作られている様子を見学し、最後に超大型ダンプトラック980Eの前で記念撮影を行いました。生徒からは「面白くて勉強になった」「地域でのキャリアの可能性を感じた」といった声が寄せられ、学びと交流の機会となりました。

アメリカンバッテリーソリューションズInc. による地域支援

アメリカンバッテリーソリューションズInc. (ABS、米国ミシガン州)は、地域社会への支援活動として「Blankets With Care」プログラムに参加しました。このプログラムは、生活支援を必要とする地域住民に手作りのブランケットを届ける取り組みです。会社が材料費を負担し、各部門の社員が協力してブランケットを制作しました。社員は部門ごとに計画・調整・創造性を発揮しながら、楽しんで活動に取り組むことができました。物理的な温かさだけでなく、思いやりや安心感を届ける活動となっています。

地域医療を支えるコマツパキスタンソフト(株)の福祉プログラム

コマツパキスタンソフト(株) (KPS)では、地域社会の健康と福祉を支える取り組みとして、医療機関への支援活動を継続的に行っています。2025年には、パキスタン医療科学研究所(PIMS)に対し、必要な移動補助具である車椅子や担架を提供しました。患者の快適さ・尊厳・ケアの向上を目指すものであり、地域医療機関が果たす重要な役割を支えるものです。また、スンダス財団には血液検査キットと血液バッグを寄付しました。これらは、献血された血液が患者への輸血に安全かつ適切に使用されるために不可欠なものです。

KPSは、医療と診断施設の提供を通じて、地域の命を守る活動に貢献しています。

CSR室