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Management of Environmental and Social Initiatives 環境・社会活動(CSR)のマネジメント

環境・社会(CSR)活動の推進体制

あー2_CSR推進体制

サステナビリティの推進体制

2021年4月、コマツはグループのサステナビリティ経営推進に関する業務を統括する社長直轄の組織「サステナビリティ推進本部」を新設しました。サステナビリティ推進本部は、グループ全体のESG経営へのコミットメントを高めるとともに、ESGのうちE(環境)・S(社会)に関わる方針や施策を企画・策定し、各部門・各社が一層サステナビリティに率先して取り組める環境を整えることを活動目的としています。
社長を委員長とする「サステナビリティ推進委員会」を設置し、サステナビリティの方向性についてトップマネジメントが定期的に議論する機会を設けました。

グローバル情報共有

海外現地法人において各社のCSR活動を管轄する担当マネージャー・担当者約30名を招集し、グローバルCSR会議やバーチャルミーティングを定期的に開催するなど意見交換の場を設けており、コマツが考える「CSRの今」を頻繁に共有しています。今後も、世界各地からさまざまな意見を吸い上げることにより、我々が事業を行う現場の第一線で何が求められているのか幅広く理解し共有する体制を作り上げていきます。

CSR室

A-1_環境方針

環境活動の考え方及び推進体制

地球環境基本方針及び日本事業所の環境方針

地球環境基本方針(2010年6月改定)

基本理念

1. 持続可能な発展への貢献

人類は、豊かで快適な社会を発展させるとともに、かけがえのない地球環境を健全な状態で次の世代に引き継いでいかなくてはなりません。
私たちコマツは、環境保全活動を経営の最優先課題の一つとして位置付け、あらゆる事業活動において、先進の技術をもって環境保全に取り組み、製品のハイブリッド化によるCO2削減やモノ作りによって持続可能な発展に貢献します。

2. エコロジーとエコノミーの両立

私たちコマツは、エコロジー(環境に優しい)とエコノミー(経済性に優れている)の両立を追求し、お客さまに満足いただける優れたモノ作りを行います。商品の生産から廃棄までのライフサイクル全体の環境負荷が最小限になるように努めるとともに、燃費の改善やリサイクル可能率の向上など、経済性にも優れた商品を提供するために、常に技術革新に取り組みます。

3. 企業の社会的責任

私たちコマツは、それぞれの事業所の立地している地域の法令の遵守はもとより、地球環境および各地域の環境課題を踏まえた自主基準を制定して環境保全を推進します。また、各地域の環境保全活動に積極的に参加し、地域社会との緊密なコミュニケーションを図ることによって、企業の社会的責任を果たすとともにコマツを取り巻くあらゆる関係者(ステークホルダー)から信頼される企業をめざします。

行動指針

1. 地球環境問題への基本姿勢

私たちコマツは、事業活動が地域および地球規模の環境問題と深く関わりがあることを認識し、以下の重点4分野の環境問題について次の基本姿勢で臨みます。

1)気候変動への取り組み

研究・開発から調達・生産・物流、さらには販売・サービスまでのすべての事業活動ならびに商品・サービスの全ライフサイクルで使用するエネルギーおよび排出する温室効果ガスを削減します。

2)循環型社会構築への取り組み

事業プロセスを通じて、材料・水などの地球資源の投入量を極力削減し、それらの循環を可能な限り推進し、生産活動におけるゼロエミッションをグローバルに展開するとともに、協力企業・販売会社などすべての事業領域での廃棄物管理の徹底を図ります。
また、商品廃棄時のリサイクル可能率の向上にも継続的に取り組みます。

3)大気・水環境などの保全および化学物質管理

水質保全、大気汚染防止、騒音振動防止などについて、地域の法令はもとより自ら制定した基準も含め遵守します。
また、事業活動の中で使用する化学物質の確実な管理を行うとともに、有害な可能性のある化学物質は継続的に削減・代替に努め、可能な限り使用を中止します。

4)生物多様性

生物多様性を地球環境の一つの重要課題と認識し、事業領域全体で生物多様性への影響を評価・把握・分析し、影響・効果の高い施策から優先して取り組みます。

2. 環境管理体制の構築

コマツ本社・生産事業所および主要な関係会社は環境ISOの認証を取得し、環境管理体制の維持・向上をめざし、その他の事業所・協力企業も環境管理体制を整備し、グループ全体での環境負荷低減に取り組みます。
「コマツ地球環境委員会」では、コマツグループの環境行動計画および環境に関するガイドラインを策定します。これに基づき、グループ各社・各事業所はそれぞれの中長期目標を設定し、具体的な行動計画を策定・推進するとともに定期的にレビューを行い、継続的な改善に取り組みます。

3. 環境教育および環境コミュニケーション

私たちコマツは、一人ひとりの環境意識の向上が大事であると考え、全従業員への環境教育・啓発活動を積極的に推進します。
環境情報について、生産事業所だけでなく、主要関係会社・協力企業などの環境関連情報も収集し、事業活動全体の情報公開に努め、お客さま、従業員、地域社会、協力企業など、コマツを取り巻くすべてのステークホルダーとの積極的な対話を深め、環境コミュニケーションをより充実させます。

日本の事業所の環境方針

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環境管理部

A-2_中長期目標

中長期目標と進捗

コマツは、2019年度から新たな中期経営計画を掲げて活動を進めています。新たにESG目標を設定し、成長戦略による収益向上とESG課題解決の好循環で持続的成長を目指すことを示しました。
2019年度からの目標では、2030年までに製品、生産におけるCO2排出50%削減を目指します。また、新たな指標として、2030年までに再生可能エネルギー電力比率(RE比率)50%を目指すこととしました。
その他の指標を含めた、新たな2030年中期目標は以下のとおりです。

中長期目標

区分 適用 対象 指標 基準年 2030年 目標 進捗
(結果)
2020年度
製品

建設機械
鉱山機械
林業機械

CO2

燃料消費

2010

50%削減

14%削減
生産

国内外生産事業所

CO2

原単位改善率

2010

50%削減

33%削減

電力

使用電力に占める再エネ電力比率

-

50%

13%

原単位改善率

2010

60%削減

52%削減

廃棄物

原単位改善率

2010

40%削減

35%削減
物流

国内

CO2

原単位改善率

2006

39%削減

26%削減

海外

CO2

原単位改善率

2011

22%削減

3%削減
外部評価

-

-

外部評価指標

-

CDP Aリスト(Climate,Water)
DJSI 選定 など

CDP
Climate:A
Water:A
DJSI 選定

 

SBT(science-based targets)認定

コマツのCO2削減目標は、2017年4月11日SBTとしての認定を受けました。
SBT(science-based targets)とは、「科学と整合する目標設定」のことです。
COP21(パリ協定)で世界各国のCO2排出量削減目標が提出されましたが、目標値を合計しても、2100年の地球平均気温が、産業革命前のそれと比べ、気温上昇が2℃以下に抑えられません。そこで世界の企業がより精査した上で、削減目標を見直し、2℃以下に到達するようSBTi(SBTイニシアチブ:CDP,Global Compact,WRI,WWF)が支援し認定するものがSBTです。
コマツのSBTは、2℃以下に抑えるシナリオ(IPCC:RCP2.6)の要求を満たしています。

コマツのSBT

  1. SCOPE1+2:原単位 -49%(目標年2030年;基準年2010年)
  2. SCOPE3:総量 -46%(目標年2030年;基準年2012年)
 
CSR室, 環境管理部, コーポレートコミュニケーション部, 情報戦略本部, 株式会社ディ・エフ・エフ, 生産本部, 調達本部, 開発本部, 建機マーケティング本部, ライフサイクル事業部

A-3_環境管理体制

環境管理体制

コマツグループは、気候変動を重要な経営課題の一つとして事業戦略上の目標に織り込んでいます。
サステナビリティ推進委員会・リスク管理委員会が委員会ごとに気候変動に関する議論を行い、戦略検討会へ提言・ 取締役会に報告することで、適切に監督される体制を整備しています。
また、執行役員ミーティングは、目標に関する進捗管理の機能を果たしています。

気候変動を含む環境関連の報告・検討体制

気候変動を含む環境に関する主な議題

会議名 議長 気候関連に関する主な議題
取締役会 代表取締役会長
  • 地球環境委員会の報告
  • 研究、開発、商品企画、CTOの報告
  • 生産・調達の報告
  • 中期経営計画の進捗状況報告
戦略検討会 代表取締役社長
  • 主要生産工場の成長戦略(気候変動関連含む)
  • 地球環境委員会の報告
執行役員ミーティング 代表取締役社長
  • 商品開発の進捗状況(気候変動関連のKPI含む)
委員会名 委員長 気候関連に関する主な議題
サステナビリティ推進委員会 代表取締役社長
  • ESG課題への取組み・重点活動・KPIに関する事項の報告と審議
  • CSR活動報告
リスク管理委員会 総務管掌役員
  • 自然災害リスクへの対応報告

*地球環境委員会・CSR委員会は、2021年度よりサステナビリティ推進委員会として統合されました。
CSR室, 環境管理部

A-4_ISO14001認証取得の状況

ISO14001認証取得の状況

ISO14001:2015
国内統合認証書

ISO14001統合認証

環境保全への体系的な取り組みを強固にし、マネジメントの質を高める目的で環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001の認証取得を積極的に推進しています。

《コマツのISO認証取得状況》  *KMCを除く
1997年~ 国内外の生産事業所で個別に認証取得を開始
2008年 コマツ国内グループで統合認証を取得
2015年 海外の主要な生産事業所*で100%認証取得を達成
2018年~ 国内統合認証に営業・サービス部門を追加
2018年 コマツカスタマーサポート
2019年 コマツ産機 オフィス4拠点(名古屋、大阪、広島、福岡)
*KMCを除く:KMCについては、KMCまたはコマツ本社からの専門員による内部監査を行ってる。
 

国内統合認証範囲一覧

海外事業所 認証取得拠点一覧

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環境管理部