コマツは、サステナビリティ基本方針に基づき、事業活動を通じて社会に貢献していくことを目指しています。
中期経営計画においても、気候変動に対応した環境負荷低減の取り組みや、安全に配慮した高品質・高能率な商品・サービス・ソリューション提供、ダイバーシティ&インクルージョンの取り組みなどの事業活動を通じて、ESG課題の解決と収益向上の好循環による持続的成長を目指します。成長戦略を通じたESG課題解決を着実に遂行していくために、KPIを設定し、達成状況を公表しています。また特定したマテリアリティやKPI、関連性の高いSDGsゴールとの関係を整理しています。
なおESGのKPIの達成度は、経営目標と共に、 社内取締役報酬の中期経営計画業績連動部分(株式報酬B)に直接リンクしています。
サステナビリティ基本方針 | マテリアリティ | 関連するSDGs | ||
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人と共に |
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社員 | 労働安全衛生 | |
エンゲージメント向上 | ||||
D&I推進 | ||||
能力開発 | ||||
人権 | 人権の尊重 |
マテリ アリティ |
活動テーマ | No. | KPI | 24年度目標 | 2022年度実績 | 2023年度実績 | |
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社員 | |||||||
労働安全衛生 | |||||||
安全で安心して働ける職場環境づくり | 1 |
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前中計3年平均0.65からの継続的な低減(実績開示) | 0.80 | 0.62 | ||
エンゲージメント向上 | |||||||
社員エンゲージメントの向上 | 2 |
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21年度サーベイ結果に基づくアクションプランの実行 |
第二回グローバルエンゲージメントサーベイを実施
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D&I推進 | |||||||
ダイバーシティー&インクルージョンの推進 | 3 |
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4 |
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国内:毎年2.5%以上(単年度・国内) *法定2.3% | 2.42% | 2.48% | |||
能力開発 | |||||||
人材育成を通じた、個人の能力開発と事業成長の実現 | 5 |
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海外グループ各社経営幹部層へのサクセッションプラン拡大 | グローバルキーポジション(GKP)の設定およびサクセッションプランの設定 | グローバルキーポジション(GKP)への育成支援、機会提供 | ||
6 |
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教育受講者人数 3年累計
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教育受講者人数(2年累計)
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7 |
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1,000名(累計) | 867名 | 953名 | |||
人権 | |||||||
人権の尊重 | |||||||
すべての事業活動に関連する人権の尊重 | 8 |
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下記3つを対象分野として実施
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人権方針を改定
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サステナビリティ基本方針 | マテリアリティ | 関連するSDGs | ||
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社会と共に |
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顧客 | 製品安全・品質ソリューション提供 | |
倫理・統治 | ガバナンス・コンプライアンス | |||
地域社会 | 地域社会への貢献 |
マテリ アリティ |
活動テーマ | No. | KPI | 24年度目標 | 2022年度実績 | 2023年度実績 | |
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顧客 | |||||||
製品安全・品質ソリューション提供 | |||||||
製品安全性の向上 | 9 |
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安全機能を搭載した市場導入機種の拡大 | 小型ホイールローダー3機種への搭載完了 | 眠気感知システムはHD785-7の欧州および東南アジア(フィリピン)にレトロフィットにて導入済 一部機種を除き、現行のリジットダンプトラックに展開済 |
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スマートコンストラクションによる建設現場の生産性向上 | 10 |
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2,700台(単年度) | 2,448台 | 2,038台 | ||
11 |
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13,000現場(単年度) | 8,955現場 | 11,740現場 | |||
12 |
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レベル3以上の現場比率*:15%(単年度)
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20% | 22% | |||
持続可能な資源開発を実現する製品・ソリューションの提供(マイニング) | 13 |
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790台(累計)* 740台より上方修正 |
643台 | 727台 | ||
14 |
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オープンテクノロジープラットフォームの導入・拡販 | Phase1開発完了、顧客現場でのトライアル実施 | 複数顧客現場でトライアル中 | |||
15 |
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新工法(メカニカルカッティング)を含む商品系列拡大・トライアル実施 |
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16 |
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売上高:3億米ドル(対21年度約3倍) | 売上高 約1億米ドル | 売上高 約0.8億米ドル | |||
顧客現場の安全性・生産性向上ソリューションの提供(自動化・自律化・遠隔操作化開発) | 17 |
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市場導入機種の拡大(開発進捗含む) |
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環境・需要変動に対応力のあるバリューチェーンの構築 | 18 |
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売上高伸び率:+15%(対21年度、為替一定) | 売上高伸び率+13.5%(対21年度、為替一定) | 売上高伸び率+20%(対21年度、為替一定) | ||
19 |
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92%(21年度:82%) | 85% | 91% | |||
倫理・統治 | |||||||
ガバナンス・コンプライアンス | |||||||
ガバナンスの充実、コンプライアンスの徹底 | 20 |
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取り組み実績を開示 |
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地域社会 | |||||||
地域社会への貢献 | |||||||
事業を行う地域への貢献、災害復興支援 | 21 |
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活動実績の開示 |
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サステナビリティ基本方針 | マテリアリティ | SDGs | ||
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地球と共に |
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環境 | エネルギー使用量の低減 | |
低炭素・環境負荷低減へのソリューション開発 | ||||
事業を通じた森林保全への貢献 | ||||
資源循環 |
マテリ アリティ |
活動テーマ | No. | KPI | 24年度目標 | 2022年度実績 | 2023年度実績 | |
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環境 | |||||||
エネルギー使用量の低減 | |||||||
地球環境負荷ゼロ工場の実現 | 22 |
| △45% | △43% | △51% | ||
23 |
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△70% | △69% | △67% | |||
24 |
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20% | 17% | 25% | |||
低炭素・環境負荷低減へのソリューション開発 | |||||||
顧客現場におけるCO2排出削減 | 25 |
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△24% | △21% | △22% | ||
26 |
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開発ステップ、市場導入機種の拡大 |
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・市場導入:3機種 | |||
事業を通じた森林保全への貢献 | |||||||
持続可能な循環型林業を支援するソリューション提供 | 27 |
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28 |
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森林面積:60,000ha | リモートセンシングソリューションPoC完了、協業先選定完了 | 森林面積 23,705ha | |||
資源循環 | |||||||
循環型ビジネスの促進 | 29 |
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売上高伸び率 +25%(対21年度、為替一定) | 売上高伸び率 +16.5%(対21年度、為替一定) | 売上高伸び率+35%(対21年度、為替一定) |