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Theme 1 : Enhancing Quality of Life 重点分野1:生活を豊かにする

循環型社会形成への取り組み

B-12_製品における資源有効利用活動_リマン事業の展開

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リマン工場/センタ マップ

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リマン取扱高推移 (2004年度を100とした指数)

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リマン工程図

循環型社会形成への取り組み

リマン事業の展開

コマツグループは、エンジン・トランスミッションなどの使用済みコンポーネント(部品)をさまざまな工程を経て新品同等の品質によみがえらせ、再び市場へ供給するリマン事業を世界の11拠点に設置したリマン工場/センタで推進しています。各リマンセンタなどをネットワークで結ぶ「Reman-Net」をはじめ、リマン技術情報を共有する「K-WINS」を構築し、グローバルなリマンオペレーションの展開やリユース・リサイクルに積極的に活用しています。
また、ICタグや2次元コードを活用してリマン品の再生履歴管理を行い、品質管理や耐久性情報を把握し、コマツが最適な寿命を有するコンポーネントを開発する上で重要な情報をフィードバックしています。
リマンとは「再生」を意味する「Remanufacturing」の略語で、お客さまに次のようなメリットを提供しています。

  • 新品と同等の品質及び性能を保証
  • 新品に比べ割安
  • 適正に在庫されたリマン品により、休車時間を短縮
  • リユース・リサイクルによる資源の節約、廃棄物の削減

リマン取扱高推移 (2004年度を100とした指数)

リマン工場/センタ マップ

リマン工程図

環境管理部, ライフサイクル事業部

B-13_製品における希少物質の有効利用

製品における希少物質の有効利用

コマツでは、製品に使用される希少物質の再利用等により限られた資源の保全と有効利用に取り組んでいます。
建設機械に使用されるディーゼルエンジンでは排ガス中のNOx(窒素酸化物)や、PM(粒子状物質)の濃度を減らすため、排気ガス処理装置の搭載が進んでいます。これらの排ガス処理装置では、NOxやPMの濃度を低減するために触媒として貴金属が用いられており、これらの資源有効利用のため、たとえば日本の小山工場では、稼働している建設機械の排ガス処理装置の性能維持のために交換した装置を回収し、貴金属をリサイクルしたり、あるいは再生処理により再度使用可能な状態として希少資源の有効利用を図り、あらたな希少資源の使用量を減らすことを行っています。

環境管理部, 生産本部

B-14_生産における資源有効利用活動_廃棄物

生産における資源有効利用活動(1.廃棄物)

生産活動における廃棄物排出量を減らすとともに、排出した廃棄物を再資源化して有効活用する「ゼロエミッション」活動を推進しています。
2019年度から新たにグローバルの中期目標を設定し、廃棄物排出量全体の約70%を占める鋳物工程がある事業所を重点に、排出量の削減活動を開始しました。廃棄物の有価物化や鋳物廃砂の管理方法の改善などにより、廃棄物排出量原単位は2010年度比12.7%削減しました。2020年以降も、新中期目標の達成に向けて国内外とも鋳物工場を中心に削減活動を推進していきます。

項目 2018年度 2019年度 2030年目標

廃棄物排出量原単位指数
(基準年:2010年)

98.3

87.3

60

前年度の主な活動

《国内》

  • 海外調達品の荷姿改善による木くずの削減
  • 廃プラスチック・廃油等有価物化の拡大
  • リサイクルセンタ設置による分別の拡大・促進

《海外》

  • 鋳物廃砂の管理方法の改善

生産活動における廃棄物指標

第三者保証チェック

廃棄物発生量(集計範囲:コマツおよびコマツグループ生産事業所)

国内CO2排出量
環境管理部, 生産本部

B-15_生産における資源有効利用活動_廃棄物事例紹介(1)

廃棄物リサイクル率100%を達成

米国イリノイ州ピオリアにあるコマツアメリカ(株)(Komatsu America Corporation: KAC)の工場では、鉱山機械や倉庫に関連する保守部品を製造しています。このチームではサプライヤーから機器を購入して付加価値製造を行い、それらの機器や部品を世界中の顧客に発送しています。
製造プロセス中に生成される廃棄物はこれまで、リサイクルに出されるか埋め立て地に廃棄されていました。本工場では、過去10年の間に、リサイクル率を2010年の58.8%から2019年の100%に向上させることに成功しました。

目標達成に寄与した取り組みには次のようなものがあります。
・リサイクルに対する従業員の意識と知識を高め、廃棄物分別のトレーニングを従業員に提供
・不必要な廃棄物の発生をなくすため、在庫の管理および使用習慣の向上を促進
・残った廃棄物を廃棄物発電施設へ送付

残り6%:

2010年から2016年の間に、ピオリア工場は全廃棄物中のリサイクル率94%を達成しましたが、残りの6%は未だ埋め立て地へ送られていました。
この解決策として、チームは2016年1月から残りの6%を廃棄物発電施設へ送付しています。ピオリアでの廃棄物の最後の6%は現在、燃料混合物に使用され、それにより発生した蒸気が電気に変換され地元の電力網へと伝送されています。
これにはチームの最大限の努力と時間を要しましたが、ピオリアのチームは全員、環境フットプリントを削減する方法や、社会の持続可能な未来に貢献するより多くの方法を見つけられたことをとても誇りに思っています。

CSR室, 環境管理部, コーポレートコミュニケーション部, 情報戦略本部, 生産本部, 調達本部, 開発本部, 建機マーケティング本部, ライフサイクル事業部

B-17_生産活動における資源有効利用_水資源

生産における資源有効利用活動(2.水資源)

2019年度から、新たにグローバルの中期目標を設定し水使用量の削減のための活動を開始しました。
地下水の使用量が多い北陸地区の事業所を重点に、工程内での再利用や日常管理による無駄の削除等により内製金額当たりの原単位を2010年度に比べて49.4%削減しました。
2020年以降も、新中期目標の達成に向けて国内外とも更なる水使用量の削減活動を推進していきます。

項目 2018年度 2019年度 2030年目標

水投入量原単位指数
(基準年:2010年)

51.6

50.6

40

前年度の主な活動

《国内》

  • 上水及び地下水配管の老朽更新による漏水量の削減
  • 小型テストベンチの冷却水循環化

《海外》

  • 砂処理とクーリングタワーに再生水を使用
  • 地下水タンクのオーバーフローの制御

 

生産活動における水使用指標

第三者保証チェック

水投入量(集計範囲:コマツおよびコマツグループ生産事業所)

水使用量
環境管理部, 生産本部

B-18_生産活動における資源有効利用_水資源事例紹介

エンジン冷却水循環によるテストベンチ水使用量及び環境負荷の低減

冷却水ろ過装置

エンジンの組み立て後にテストベンチで性能を確認するため稼働試験を行いますが、エンジンの冷却水に錆止めとして防錆油を添加します。1台の試験後、冷却水を装置から排液し、最終浄化処理施設で薬品と微生物による処理を行ない、清浄化して工場外に排水していました。
今回、水使用量と排水処理量を減らすため、エンジンテストベンチの冷却水循環に取組み、大幅な水使用量削減を達成しました。エンジン内部の部品性能に影響を与えないようにダイヤフラム式のポンプ回収装置や再利用のためのろ過装置を設置して、冷却水の75%を再利用することで水使用量、排水処理量を大きく削減しました。また、これにより最終浄化処理施設の再処理も無くなり、電力、薬剤も大幅に削減されました。

CSR室, 環境管理部, コーポレートコミュニケーション部, 情報戦略本部, 生産本部, 調達本部, 開発本部, 建機マーケティング本部, ライフサイクル事業部