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私たちコマツは、持続可能な社会の実現を図りつつ事業活動を進めるにあたり、コマツグループの環境保全の基本方針を明確にし、積極的に環境保全活動を推進しています。
コマツ地球環境方針(2026年9月改定)
人類は、豊かで快適な社会を発展させるとともに、かけがえのない地球環境を健全な状態で次の世代に引き継いでいかなくてはなりません。私たちは、サステナビリティ基本方針に基づき、持続可能な社会の実現と事業の成長のために、重要な課題に取り組み、社会や外部環境の変化に柔軟に対応できる企業グループとして、地球環境方針を定めています。環境保全活動を経営の最優先課題の一つとして位置付け、あらゆる事業活動において、先進の技術をもって環境保全に取り組みます。カーボンニュートラル、資源循環、ネイチャーポジティブを含む地球環境課題への取り組みを推進し、持続可能な社会の発展に貢献します。
私たちは、エコロジー(環境に優しい)とエコノミー(経済性に優れている)の両立を追求し、お客さまに満足いただける優れたものづくりを行います。商品の生産から廃棄までのライフサイクル全体の環境負荷が最小限になるように努めるとともに、エネルギー消費の改善や作業現場の効率向上、循環型事業など、経済性にも優れた商品、サービス、ソリューションを提供するために、常に技術革新に取り組みます。
私たちは、事業に関わる環境法規制の遵守を徹底するとともに、地球環境および各地域の環境課題を踏まえた自主基準を制定し、環境保全を推進します。また、事業活動に伴う生物多様性への影響を認識し、その保全と回復に努めます。さらに、各地域の環境活動への参加や環境関連情報の開示に努め、ステークホルダーとの緊密なコミュニケーションを図り、その意見を活動に反映することによって、企業の社会的責任を果たし、より良い地球と未来の実現を目指します。
私たちは、事業活動が地域および地球規模の環境課題と深く関わりがあることを認識し、以下の取り組みによって持続可能な発展、気候変動の緩和と適応、生物多様性の保全と回復などに貢献します。
私たちは、コマツの事業に関連するパリ協定などの国際的な目標・基準に沿って、事業活動および製品ライフサイクル全体におけるエネルギー使用量および温室効果ガス排出量の削減に取り組みます。また、自社拠点および製品使用時におけるCO2排出量の削減にとどまらず、お客さまの施工現場の最適化により社会全体のCO2削減にも積極的に貢献します。
私たちは事業プロセスを通じて、材料・水などの地球資源の投入量を極力削減し、それらの循環を可能な限り推進するとともに、すべての事業領域での廃棄物削減の徹底を図ります。加えて、バリューチェーンを通じて副産物や廃棄物の再資源化、有効活用を図ります。また、植林・育林・伐採の循環型林業を支える林業機械事業や、コンポーネントを再生・再利用するリマン事業などを通じて、循環型社会の構築に貢献します。
私たちは水質保全、大気汚染防止、騒音振動防止などについて、各地域の法規制を遵守するとともに、自ら制定した基準に基づき管理します。
また、事業活動の中で使用する化学物質の確実な管理を行うとともに、有害性が懸念される化学物質は継続的に削減・代替に努め、可能な限り使用を中止します。
私たちは、生物多様性条約や昆明・モントリオール生物多様性枠組などの国際的な目標・枠組みに沿って、重要な生物多様性を有する地域※や近接地域に配慮するとともに、コマツの事業領域全体およびバリューチェーンにおける自然への依存と影響およびリスクと機会を把握・分析・評価し、重要性の高い施策から優先して取り組みます。
また、森林保全の取り組みについては、不法伐採の防止を含む各国の関連法規制を遵守するとともに、林業機械事業を通じて適切な森林管理に貢献し、生物多様性の損失防止に寄与します。
さらに、グループ各拠点における地域特性に応じた「1拠点1テーマ活動」や社会貢献活動を通じて、社員参加による生物多様性の保全・回復を推進します。
私たちおよび主要な関係会社は環境マネジメントシステムを構築し、PDCAサイクルを回して環境活動の維持・向上に取り組みます。その他の関係会社・協力企業においてもこれに準じた体制を整備し、グループ全体での環境負荷低減に取り組みます。
また、中期経営計画に基づき設定された中長期目標に則り、グループ各社・各事業所はそれぞれの中長期目標を設定し、具体的な活動計画を策定・推進します。目標や活動計画および活動状況は、トップマネジメントが定期的にレビューし、継続的な改善に取り組みます。
私たちは、一人ひとりの環境意識の向上が大事であると考え、全従業員への環境教育・啓発活動を積極的に推進します。全従業員が気候変動への対応、循環型社会の構築、生物多様性の保全と回復の重要性を認識し、全員参加での活動を目指します。
また、グループ各社、各事業所の環境関連情報を収集し、事業活動全体の情報公開に努め、サプライヤー、販売・サービス代理店、ビジネスパートナーなど、私たちを取り巻くすべてのステークホルダーとの対話と協働を深め、信頼関係の構築に努めます。
※重要な生物多様性を含む場所:
(1)世界の生物の絶滅リスクを評価したリストであるIUCN Red Listで特定のカテゴリ(Critically Endangered、Endangered、Vulnerable)に該当する絶滅危惧種や、特定の国や地域に固有な種の生息地
(2)国際的に認識された地域(世界遺産、ラムサール条約で保護された湿地などの対象地域)
(3)国家が保護している地域や生物種の生息地
コマツグループは、気候変動を重要な経営課題の一つとして事業戦略上の目標に織り込んでいます。
サステナビリティ推進委員会・リスク管理委員会で気候変動に関する議論を行い、戦略検討会へ提言・ 取締役会に報告することで、適切に監督される体制を整備しています。
また、執行役員ミーティングは、目標に関する進捗管理の機能を果たしています。
気候変動を含む環境関連の報告・検討体制

気候変動を含む環境に関する主な議題
| 会議名 | 議長 | 気候関連に関する主な議題 |
|---|---|---|
| 取締役会 | 取締役会長 |
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| 戦略検討会 | 代表取締役社長 |
|
| 執行役員ミーティング | 代表取締役社長 |
|
| 委員会名 | 委員長 | 気候関連に関する主な議題 |
|---|---|---|
| サステナビリティ推進委員会 | 代表取締役社長 |
|
| リスク管理委員会 | 総務管掌役員 |
|
コマツは、2025年度から新たな中期経営計画を掲げて活動を進めています。社会課題解決KPIを設定し、成長戦略による社会課題解決と収益向上の好循環で持続的成長を目指すことを示しました。
2030年目標では、製品稼働時および生産におけるCO2排出50%削減を目指します。
その他の指標を含めた2030年目標は、以下のとおりです。
中長期目標
| 区分 | 適用 | 対象 | 指標 | 基準年 | 2030年 目標 | 進捗 (結果) 2025年度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 製品 | 建設機械 鉱山機械 林業機械 など |
CO2 | 燃料消費 | 2010 | 50%削減※1 | 23%削減 |
| 生産 | 国内外生産事業所 | CO2 | 総量 | 2010 | 50%削減(指数50) | 48%削減(指数52) |
| 電力 | 使用電力に占める再エネ電力比率 | - | 50% | 36% | ||
| 水 | 原単位 | 2010 | 2030年目標:70%削減(指数30) | 71%削減(指数29) | ||
| 廃棄物 | 原単位 | 2010 | 62%削減(指数38) | 60%削減(指数40) | ||
| 物流 | 国内 | CO2 | 原単位 | 2006 | 23%削減(指数77) | 17%削減(指数83)※2 |
| 外部評価 | - | - | 外部評価指標 | - | CDP Aリスト(Climate,Water) DJBICI 選定 など |
CDP Climate:A Water:A DJBICI選定 |
ISO14001:2015
国内統合認証書

環境保全への体系的な取り組みを強固にし、マネジメントの質を高める目的で環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001の認証取得を積極的に推進しています。
| 《コマツのISO認証取得状況》 | |
|---|---|
| 1997年~ | 国内外の生産事業所で個別に認証取得を開始 |
| 2008年 | コマツ国内グループで統合認証を取得 |
| 2015年 | 海外の主要な生産事業所で100%認証取得を達成 |
| 2018年~ | 国内統合認証に営業・サービス部門を追加 2018年 コマツカスタマーサポート 2019年 コマツ産機 オフィス4拠点(名古屋、大阪、広島、福岡) 2022年 コマツ産機 関東オフィス追加 |
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